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zoom RSS 日本の首相はなぜ頻繁に変わらねばならないのか

<<   作成日時 : 2013/02/16 21:25   >>

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 著者は元外交官で防衛大教授でもあった人です。若い世代の人々も学校ではなかなか習えない戦後史をこの本で勉強してみるいいと思います。この混沌とした時代も戦後の反映であることがよくわかるのではないでしょうか。連合国とはいいながら実際は米国に占領された日本という敗戦国が米国の方針転換によっていかに弄ばれてきたかという知識がある世代には驚愕するほどの内容ではないと思いますが、「寛大な米国」を崇拝している人々は目を剥くことが多いかもしれません。
 吉田茂にしても娘が書いた前掲書の吉田茂とはかなり違っているのは当然でしょう。ロッキード事件で有罪となった田中角栄もその事実はあったにしても「嵌められた」ことは納得いくことです。米国の意向が直接働いていなくても日本人が得意とする「自主規制」によってもそれは行われるということです。小沢一郎も首相になる寸前で潰されたのは田中角栄の場合と同じ図式でしょう。しかし、岸信介の最後もそうだったいうのにはなるほどと思いながら驚きました。孫の現首相も今回は非常に慎重なのは必ずしも次回の参議院選挙だけを意識してのことではないということが見えてきます。
 私たち庶民は誰をあるいはどの政党を選ぶべきかをよく考えねばなりませんが、石橋湛山が言ったように潰されても3代の首相がそれを主張し続ければもっと自主路線を歩める日本になると著者は書いています。政治にそれほど熱のない私も石橋湛山がもう少し首相の座にいることができていたら日本は米国からもっと自由が国になっていたと思っていました。しかし、歴史に「もしも」は通用しません。庶民がもっと賢明になるしかないでしょう。

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2013/07/05 20:48

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